ニューノーマルに即したイベント成功事例: チャリティマラソン「グレート東京オデッセイ2020」
9月6日、「グレート東京オデッセイ2020(#GTO-2020 / #NTTM)」が開催され、当財団コンベンション事業部の有志が「ビジネスイベンツ東京チーム」として参加しました。
コロナ禍においてイベント実施が困難な中でも、アイデアや創造性により難題が解決できる、ニューノーマルに即したイベントの実施が可能であることが証明されました。
このマラソンは、都内のDMO、ホテル、MICE関連事業者等全23社がワンチームとなり、リレー形式で「エアバトン」を繋ぎます。参加者は走る、歩く等、それぞれ自分のペースで東京の街(総距離57.8km)を駆け抜けました。
当日は「安全第一」をモットーに、コロナウイルス感染防止対策として検温・体調チェック、マスク着用、ソーシャルディスタンスを保った走行が義務付けられ、「エアバトン」の受け渡しは前後のチームが互いに2m程離れてハンズフリーで行い、ランニング中も人と人との接触や密を避けるなど様々な工夫が施されました。
また、参加者はチームごとに「ソーシャルディスタンス集合写真」・「東京スポーツチャレンジ」という2つのお題が与えられました。当財団は、東京の名所を背景に忍者姿のメンバーを等間隔で配したコラージュ写真を制作、当日はバレーボールをテーマに掲げ、東京の観光名所を背景に様々な連続ポーズ(アタック、レシーブ、トス等)で写真撮影を行いました。その様子は随時SNSを通じて配信され、参加チーム全てが一丸となり東京を世界にアピールする絶好の機会となりました。
DMO六本木、DMO東京丸の内は準備段階において走るコースの選定からエリアでおすすめの写真スポットの提案、エリア内の参加チームの対応に至るまでエリア同士競うかの如く、PRにおいてもそれぞれエリアの力を最大限発揮しました。イベントの様子はすでに配信された情報だけでなく、今後もどこかで皆さんの前にお目見えすることがあるかもしれません。
イベントの参加ランナーのコメントとして:
・「スポーツがテーマのイベントは楽しかったです!このイベント実施は、東京のMICE業界や職場の同僚にとって、奮起する良いきっかけになりました。」(会議施設)
・「SNSによる情報のリアルタイム配信は非常に効果的かつ効率的でした。SNS上でバトンが繋がっていく様子を確認しつつ、私たちの出番が徐々に近づいてくる事が分かりドキドキ、ワクワクしました!」(ホテル)
・「東京のMICE業界を盛り上げる一翼を担うことができ嬉しく思います。このイベントが次へ繋がるよう、皆で一緒に東京を盛り上げていきたいです。」(旅客サービス)
コロナ禍における感染防止策に対応したルールの数々がこのイベントにおけるユニークな特徴であり、イベントが無事成功裡に終了したことは周到な事前準備はもちろん、アイデアや創造性が光るイベントであったからと改めて言うことができるでしょう。
コンベンション事業部は、コロナ禍においてもMICE開催地としての東京のPRを積極的に進めて参ります。