事例紹介

東京の魅力を紹介するデジタルコンテンツを新たに開発

東京観光財団では、オンライン形式で開催される国際会議の主催者及び海外参加者に東京への興味を高めていただけるよう、新たにデジタルコンテンツを開発しました。

コロナ禍以前は都内観光、日本文化体験プログラム、アトラクションなどを提供し、主催者、参加者から大変好評を得ていましたが、会議開催方法のハイブリッド化、オンライン化に伴ってその提供方法を見直し、昨年より、財団が支援する国際会議に対してデジタルコンテンツの提供を始めました。今年は国際会議の主催者、海外参加者の皆さまにさらに満足していただけるよう、デジタルコンテンツを充実させています。

第一弾は日本舞踊のデジタルコンテンツです。アトラクションとして楽しんでいただけるよう、第16DOCOMOMO国際会議2020+1東京に提供しました。本会議は当初2020年に開催予定でしたが、コロナ禍の影響で1年延期となり、「みんなのMoMo近現代建築の魅力をわかちあおう」をテーマに8月29日から92日まで一部をリアル形式にしてオンラインで開催されたものです。

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この日本舞踊のデジタルコンテンツは、「過去から未来へつなぐ日本舞踊」をコンセプトに3つの踊りのハイライトシーンで構成されています。日本人の暮らしに根ざす日本舞踊の起源に触れ、伝統と革新の魅力を持つ東京において、日本舞踊を守り伝える意味を3人の舞踊家が語るモノローグと、東京の風景と踊りをクロスさせる場面展開が特徴です。海外参加者に日本文化の奥深さや東京の魅力をユニークなアプローチで伝えています。

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本コンテンツを視聴したDOCOMOMOの海外参加者からは、いつか東京を訪れたい等の数々のコメントと共に高い評価を頂きました。

今後は、日本舞踊のほかに江戸前鮨、居合道の文化体験プログラム、ガイドによる東京観光ツアーをラインナップに加え、4つのデジタルコンテンツを用意し、東京観光財団が支援する国際会議に提供することで、東京の魅力を発信していく予定です。

東京観光財団では常に主催者やプランナーの皆さまと最新の情報を共有し、コロナ禍に対応した国際会議の新たなあり方を共に考えていきます。